
今年の畿央祭のテーマは「紬~つむぐ~」です。「みんな一人ひとりが畿央祭でたくさんの人と繋がり、糸をつむぐようにして人と人との輪を広げてほしい」という願いを込めて、このテーマが設けられました。繭から紡ぎだされた糸を丁寧に撚り合わせ、緯線(横糸)・経線(縦糸)として魅力ある紬の織物は織られます。
今年の畿央祭は3年ぶりに地域の方をお招きして対面で実施されることになり、さまざまな制限はあるものの、学生たちが工夫して皆様に楽しんでいただけるような、色々なイベントが企画されています。学生の皆さんをはじめ、地域に皆さん方にご参加いただき、子供から高齢の方まで世代を超えた繋がりが紬の織のように広がりますように期待しています。そして学生たちの将来への夢の実現に更なるご支援とご鞭撻をよろしくお願いいたします。 最後に、畿央祭の開催にあたりご協力いただきました後援会の皆様、ご協賛いただきました方々、近隣にお住いの皆様に心から感謝申し上げます。
畿央大学 学長 冬木 正彦

昨年に引き続きコロナ禍ではありますが、本学において「第20回畿央祭」が開催できることを心より嬉しく思っております。昨年はオンライン及び本学学生のみが対面で参加できる形態での開催でした。そして今年度は収束が見えない状況でも、オンライン及び学生以外の対面参加も認められる形での開催となり、卒業生や、本学に入学を希望する方、新設される畿央大学付属広陵こども園に通われるお子様と保護者の方、地域の方等もお迎えすることができ、少しずつ元通りの日々が戻ってきたように感じています。
我々畿友会執行委員会は、畿央祭の開催にあたり専門委員会として畿央祭実行委員会を設置し、本年度畿央祭の掲げるテーマに基づき、実行委員長はじめ、実行委員の皆さんには夏季の休暇中や畿央祭当日まで長い時間をかけて準備にあたってくれました。今回で畿央祭は記念すべき20回目を迎えました。丁度10年前の2012年「第10回畿央祭」から代々漢字1字でのテーマが続いておりますが、本年度畿央祭のテーマは「紬~つむぐ~」です。これは人との繋がりやその輪を広げることを意図したテーマであり、私たちの世代の多くの学生が新型コロナウイルスの蔓延によって人と繋がる機会が制限されてしまった時代から新たな段階に進んだことを象徴する一字となっていて深く感じ入るものがあります。まだ完全に制限がないわけではありませんが、学生、卒業生、教職員、スタッフの皆様、地域の皆様一同心を一つにし、喜びと希望に満ちた最高の畿央祭といたしましょう。 終わりにはなりますが、この畿央祭にご協力いただきます全ての関係者の皆様に改めて感謝の意を表しますとともに畿央祭を通した新たな人の輪が益々拡がることを期待し、ご挨拶とさせていただきます。
畿友会執行委員会 会長 岸 維織

昨年度は学生限定開催でしたが、今年度は人数制限・事前予約制、新型コロナウイルス感染対策を徹底して行った上で、保護者の方や地域の皆様、卒業生、受験生の方にもご来場いただける予定です。
今年度は記念すべき第20回目の畿央祭であり、テーマ「紬〜つむぐ〜」に込めた想いを実行委員みんなで大切にし、人と人が糸をつむぐように繋がりを持てる畿央祭を作り上げたいという想いで、各部署、日々準備に取り組んでいます。また、対面開催を行う上で考えるべき感染対策を中心に、ご来場いただく皆様に安全・安心に楽しんでいただけるよう、試行錯誤し、色々な企画を準備しております。
実行委員総勢231名で作り上げる第20回畿央祭、ぜひお楽しみください!
たくさんの方のご来場をお待ちしております。
第20回畿央祭実行委員長 松岡 真衣